歌は才能で決まる?才能がなくても魅力的に歌うには?

歌うメッセンジャーの綿引ゆうです。

「レッスンに通ったり、自宅で練習したりしてもちっとも歌が上手くならないな・・・」

って、悩んでる人は多いのではないでしょうか?

私自身のことを思い返してみても、歌は誰かに習ったから、猛練習したから、劇的に上手くなったという実感はありません。「もともと得意だったんだよね・・」というのが本音です。

歌は、生まれ持った才能で決まってしまうのでしょうか?

今回は、ボーカルに必要な総合的な要素についてお話ししていきます。

歌って本当に上手くなるんですか?

私は、歌に関してずっと次のような疑問がありました。

「歌って、本当に上手くなるの?」

なぜなら、私の周りの歌が上手い人たちは、みんな最初から上手いんですよ。

練習したからとか、いい先生にレッスンを受けたからじゃない。

みんな表立って口には出さないけど、持って生まれた才能で決まっている部分が大きいのです。

ある日の私と歌の先生の会話

私「先生って、子供の頃から歌っていたんですか?」

先生「そうね。小学生の時、地元ののど自慢大会で優勝したわね。」

私「子供の時から、すでに歌がうまかったんですね」

先生「幼稚園の時も、うまいからお手本として前に出て歌ってって先生に言われちゃってね・・・」

私「歌の先生についていたんですか?」

先生「そんなの、ついたことないわよ。昔からうまいから。

私「・・・・・・・・・」

また、別の日の会話

同じ先生から教わっている、他の生徒さんの歌を聞いていた時の事。

私「わー、あの人歌上手ですね。リズム感がすごくいい。」

私「あの生徒さん、どのくらい先生に習ってるんですか?」

先生「んー、かなり長いわよ。」

私「この生徒さんって、先生のところに習いにきた時点でうまかったんですか?」

先生「そうね、あの子は最初からリズム感よかったのよね。

私「・・・・・・(やっぱり!!!)」

音楽の才能は遺伝が9割

それを裏付けるような、こんな記事を見つけました。

音楽の才能は遺伝が9割。スポーツの8割を上回る結果に!

なんと、音楽の才能は遺伝が9割だというデータがあるのです。

遺伝が及ぼす割合は分野によって様々ですが、音楽がダントツの1位という結果です。

スポーツの8割を上回るというんだから、驚きです!

練習やレッスンなど後天的な要因で上手くなれるのは、せいぜい1割程度。

生まれつき持っている才能の部分は、どうやっても変えられる部分ではありません。

上手くなる可能性のある1割をなんとかするのが、練習であり、レッスンなのだなと改めて認識しました。

歌は特殊な楽器

同じ音楽の中でも、歌は特に遺伝の割合が大きいです。

数ある楽器の中でも、「声」というのは非常に特殊な楽器だからです。

自分の身体が楽器

歌は、「声」という自分の身体が楽器です。

生れながらの美声の持ち主とそれを持っていない人では、調律の行き届いた何千万もするピアノと、何年も放置されたピアノくらいのレベル差があります。

いくら技術を磨いたところで、楽器が悪ければそこそこの音しかでないのです。

しかも、その「声」という楽器は、気に入らないからと交換することができません。

持って生まれた声という楽器と、死ぬまで付き合っていくしかないのです。

もちろん、上手く歌うためのテクニックは存在します。

それを習うためにレッスンに通うことは、間違いではありません。

練習することで、上手くなることもできます。

ですが、レッスン、練習で上手くなる割合は、著しく低いのです。

テクニックよりも、声質や感性が重要

歌は、テクニックを前面に出してアピールすることのない楽器です。

例えば、ギターやピアノのように、速弾きのテクニックを見せるようなことはありません。

速弾きとは、指を早く動かして演奏技術をアピールする手法のことです。

速弾きの動画をご紹介します。再生ボタンを押して、動画をご視聴ください。

こうしたテクニックよりも、生まれ持った声質や感性が重要視されるのがボーカルの特徴だと言えます。

稀に、マライヤ・キャリーさんのように、5オクターブの音域だったり、ホイッスルボイスだったりと、テクニックが圧倒的な個性となっているシンガーさんもいます。

しかし、そんな彼女であっても、テクニックだけが評価されているわけではありません。

声質や感性といった才能にプラスして、たまに見せるテクニックが素晴らしいという位置づけなのです。

楽器の速弾きとは、ニュアンスが全く違います。

レッスンや練習で上手くなれる部分というのは、このテクニックの部分です。

歌は声質や感性が占める割合が大きいため、レッスンや練習によって、上達できる割合が少ないのです。

だから、何年か歌を真剣にやっていて、あまり歌が上手くないとしたら、

残念ですが、将来めちゃくちゃ上手くなる可能性は低いと思った方がいいと思います。

でも、希望がないわけでもない

そんなこと言われたら、夢も希望もないじゃない!

歌を諦めるしかないのかないのかというと、私はそう思いません。

歌は、他の楽器に比べ、実力以外の要素がとても大きいからです。

実力以外の要素というのは、ルックスであったり、話術であったり、人間的な魅力のことです。

アイドルやタレントさんなどは、歌の専門的な教育を受けていません。それでも、テレビなどで歌手として活躍している方は多いです。

また、「ヘタウマ」という言葉があります。

技術的には未熟なのですが、なぜだか強烈に惹かれてしまう歌を歌う人のことです。

心から湧き出る何かが、聞いている人の心を動かすのです。

なので、歌に関していえば、技術が高いだけが上手く感じる要素ではないということなんです。

逆に、ピアノやギターなどの楽器は、ある一定の演奏レベルに達していない人が活躍することがほぼない世界です。

よって、「ヘタウマ」は、楽器には存在しません。また、ボーカルほどルックスや話術も求められません。

その代わり、ひたすら、演奏技術を磨く他に道はないのです。

その反面、技術以外の部分を磨くことができれば、いくらでも活躍できる可能性があるのがボーカルなのです。

ですから、技術を磨くことばかりにとらわれすぎず、それ以外の要素を総合的に磨くことを意識して取り組んでいきましょう。

まとめ

「音楽の才能は9割が遺伝で決まる」というデータがあります。

歌も生まれ持った才能によって、決まっている部分が大きいです。

他の楽器と比べても、歌は努力で身につくクニックよりも、生まれながらの声質や感性が重要視されるものです。

その反面、ボーカルはルックス、話術、キャラクターなどを活かして、誰でも活躍できる可能性があります。

技術を磨くことも大切ですが、それ以外の総合的な要素を磨くことでも、歌は魅力的になります。ぜひ、このことを意識して取り組んでいきましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。