簡単にコードでピアノ弾き語りしたい方へ!【コードネームの読み方】

歌うメッセンジャーの綿引ゆうです。

「楽譜読むのが苦手だから、弾き語りなんてできない!」

「ピアノ習ったことがないから、弾き語りは無理!!!」

なんて思っている方はいませんか?

 

楽譜が読めなくても、コードを覚えると簡単に伴奏がつけられるようになります。

ピアノ経験がなくても、簡単に弾けるようになります。

 

「コードって何?」という方のために、コードの読み方、覚え方を説明していきます。

最初から全てを理解し、覚える必要はありません。

まずは、弾きたい曲で出てくる曲のコードだけ覚えれば弾くことができます。

さあ、あなたもコードを覚えてピアノ弾き語りをしてみませんか?

 

コードとは

コードとは、和音のことです。

和音とは、「いくつかの異なる音が同時になっている状態」を言います。

例えば、ド・ミ・ソの三つの音が同時になっている状態を「C」のコードと呼びます。

このように、コードには名前がついています。そして、コードの名前のことを「コードネーム」と言います。

 

そして、コードに名前があるように、一つ一つの音にも以下のように名前があります。

例えば、先ほど出てきたCのコードC(ド)の音は、同じく「C」と表記されます。

ここでは、混同を避けるために、音を示す場合は「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」と表記します。

コードを示す場合は、アルファベットで表記することにします。

 

「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」の音を基準とし、その上に、次のように音を重ねたものを3和音といいます。

 

さらに、次のように4つ音を重ねた4和音の形もよく使われます。

コードネームの読み方

コードネームは、3つに分解することができます。

ここでは、CM7(シーメジャーセブン)というコードで説明します。

 

アの部分は、その和音のルートの音を表します。

ルートとは、その和音の基準となる音です。そして、その音に和音を重ねていきます。

ルートから3番目の音を第3音、5番目の音を第5音、7番目の音を第7音といいます。

CM7の場合、Cと書かれているので、ルートの音は「ド(C)」になります。

 

イは、コードの種類を表します。

コードの種類は4種類あります。

M(メジャー) 

m(マイナー) 

aug(オーギュメント)

dim(ディミニッシュ)

詳しくは、次の項で説明していきます。

 

ウは、コードの構成音を下から数えて、4番目の音(第4音)の場所を表します。

7と書いてあったら、ルートの音から7番目、

6だったら、ルートの音から6番目の音という意味になります。

ここで注意したいのは、「7」と書いてあっても、いつも同じ音になるわけではないことです。

CM7の第4音は、ルートから長7度

Cm7とC7の第4音は、ルートから短7度となります。

※長7度、短7度については、後の項目で説明します。

ひとまずは、7番目の音は2つあるということを覚えておいてください。

 

コードは、3つの音があれば成立します。

ですが、4つ目の音が入ることによって、更に複雑な和音を表現することができます。

ですので、3つの音で構成されるコードは、ここの部分がありません。

 

コードの種類

先ほど、コードの種類が4つあるとお伝えしました。

この種類の違いは、ルートからの音の幅で決まります。

この音の幅の数え方と、その音の幅の名称を先に説明します。

音の幅の数え方と名称

ピアノの鍵盤は、白鍵と黒鍵があります。

そして、隣り合う音を半音といいます。

隣と言っても、鍵盤は横にまっすぐ並んでいるわけではありません。ジグザグに、並んでいます。

Cの半音上はC#、C#の半音上はDとなります。

音の幅は、ルート(基準)の音から数えて、半音がいくつあるかで数えていきます。

 

ここでは、コードの種類を理解するのに必要なものだけ抜粋して、説明します。

音幅には、長3度、完全5度など名称がついています。

 

例えば、長3度の場合、

基準となる音から数えて半音が4つの幅をいいます。

ルート音 C の時        E

 

「長3度」など音幅の名称が出てきたら、この要領で以下の表から、「名称」と「半音の数」を確認するようにしてください。

それでは、コードの種類を説明していきます。

 

メジャーコード

メジャーコードは、

ルートの音

第3音 ルートから長3度

第5音 ルートから完全5度

の3つの音で構成されます。

 

メジャーのコードは、Mと大文字で表記されます。

CM7、FM7、CM6など。

 

ちなみに、「C」のコードはCM(シーメジャー)の「M(メジャー)」が省略された形です。

「C」と表記した場合、CM(シーメジャー)と同じ意味になります。

このように、3和音のメジャーコードは「M」が省略されます。

「D」「F」「G」など。

 

後で出てくるm(マイナー)との間違いを防ぐため、CM7を「C△7」と記載することも多いです。

「C△7」の形で書いた方が読みやすいからです。

私の周りのミュージシャンの方々からは、「「C△7」の形で記載して!」と多く要望がありました。

特に手書きで楽譜を書く時は、大文字、小文字の区別がしづらくなります。

ですので、「C△7」の形で記載するようにしましょう。

 

メジャーコードは明るい響きが特徴です。

Cのコードの構成音を楽譜にすると、このようになります。

マイナーコード

マイナーコードは、

ルートの音

第3音 ルートから短3度

第5音 ルートから完全5度

の3つの音で構成されます。

 

マイナーのコードは、「m」と小文字で表記します。

Cm7、Dm7、Gmなど。

3和音の時、メジャーのコードでは「M」が省略されましたが、mは省略されることはありません。

「m」を書かないと、メジャーという意味になってしまいます。マイナーの時は、必ず記載しましょう。

 

マイナーのコードは、暗い響きが特徴です。

マイナーコードとメジャーコードの違いは、第3音です。

メジャーコードの第3音を、半音下げた形になります。

この第3音は、マイナーだということを決定する大事な音になります。

 

aug(オーギュメント)

aug(オーギュメント)は、

ルート

第3音 ルートから長3度

第5音 ルートから増5度

第7音 ルートから短7度

の4つの音で構成されます。

 

Caugと表記されます。C+などと表記されることもあります。

Caug、Daug、Faugなど

dim(ディミニッシュ) ・m(♭5)(マイナーフラットファイブ)

dim(ディミニッシュ) の構成音は、全ての音の幅が短3度になっています。

ディミニッシュは、4和音で覚えてください。

 

Cdim(シーディミニッシュ)と表記します。

これは、Cm(♭5)(シーマイナーフラットファイブ)と同じコードを表します。

ディミニッシュは、マイナーコードの第5音を半音下げた形でもあるからです。

 

 

ディミニッシュの構成音(コードCdimの場合)は、

ルート(ド)の音

ルート(ド)から短3度上の音(ミ♭)

第3音から短3度上の音(ソ♭)

第5音から短3度上の音(ラ)

となります。

存在する12個の全てのdimを見てみると、

Cdimは、E♭dim、F#dim、Adimと全く同じ構成音です。

Cdimの構成音は、下から、ド、ミ♭、ファ#、ラ、

E♭dimの構成音は、下から、ミ♭、ファ#、ラ、ド、

F#dimの構成音は、下から、ファ#、ラ、ド、ミ♭、

Adimの構成音は、下から、ラ、ド、ミ♭、ファ#、となっています。

音の順番が違うだけですね。

 

同じように、

D♭dimは、Edim、Gdim、B♭dimと同じ構成音。

Ddimは、Fdim、G#dim、Bdimと同じ構成音になります。

 

ですので、まずは、Cdim、D♭dim、Ddimの3種類を覚えましょう。

他のdimが出てきても、このうちのどれかで対応することができます。

 

セブンスのコード

Mまたはmの後に7がつくコードです。

セブンスのコードは、4種類あります。Cコードを例に説明していきます。

 

C7(シーセブン)

このコードは、Cの後にMまたはmがありません。

Cなどのアルファベットのすぐ後ろに、7が記載されます。

属7(ぞくしち)の和音と呼ぶこともあります。

「C」のコードに、ルートから短7度の音をプラスしたコードです。

CM7(シーメジャーセブン)

Cコードにルートから長7度上の音を足したコードです。

Cm7(シーマイナーセブン)

「Cm」のコードに、ルートから短7度の音をプラスしたコードです。

CmM7(シーマイナーメジャーセブン)

「Cm」のコードに、ルートから長7度の音をプラスしたコードです。

大文字のMは、後ろの7の音の場所がを示しています。(メジャー7・長7度の意味)

sus4(サスフォー)

sus4とは、Suspended forth(サスペンデット・フォース)の略称です。

サスペンデットには「吊りあげる」という意味があります。

サスフォーとは、第3音を吊り上げて、第4音にするという意味になります。

まとめ

コードを覚えると、楽譜が読めなくても弾き語りができるようになります。

最初は、覚えることが大変だと感じるかもしれません。

 

でも、最初から全てを覚えなくても大丈夫です。

まずは、弾きたい曲のコードを覚えて、弾けるようになりましょう。

 

新しい曲を弾く時などにここに戻って確認してください。

なぜその構成音になるのか確認するようにすると、

コード表を見なくても、自分で音を探すことができるようになりますよ。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。