弾き語りする方必見!演奏よりも大事なマイクのこと。

シンガーソングライターの綿引ゆうです♪

ピアノの弾き語りを始めて少しできるようになってくると、発表会、友達の結婚式など、それを人前で披露する機会もあると思います。

「うまく演奏できなかったらどうしよう!」

ガチガチに緊張してしまったり、

いつも練習している自宅との環境の違いに戸惑ったり、

何かと普段通りにいかないものです。

私の場合、緊張に加えて、一番戸惑ったのはマイクでした・・・

私は、初めて弾き語りを披露した時、

途中からピアノが全く弾けなくなり、

歌でなんとか最後までつないだという苦い思い出があります。

事前に準備できることは、できるだけ準備することが成功のカギです!

そんなドキドキの初めての弾き語り!

「演奏より大事なマイクについて」お話ししてみましょうか?

*この記事の内容を、以下の動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。

自宅でのマイクを使った練習は必須

初めての弾き語りライブに向けて、マイクとマイクスタンドを購入することをお勧めします。

確かに会場にはマイクもスタンドもあります。でも、練習のために迷わず買ってください!

自宅でマイクの練習をしているかどうかで、うまくいくかどうかが決まると言っても過言ではありません。

あなたは、マイクがどこで音を拾うか知っていますか?

マイクは真上から見た中央部分でしか、音を拾いません。上の写真でいうと、水色の部分です。

ちょっとでも口元とマイクの音を拾う位置がずれると、声が入らずお客様まで届きません。

私は初めてライブをしたとき、マイクの存在を意識することなくステージに上がってしまいました。

私の口元があまりにも動いてしまい、音がうまく入らなくなってしまいました。

しまいには、会場のスタッフさんが演奏中ずっと手持ちでマイクの位置を合わせてくれました。

私は、スタッフの方が真近でマイクを調整しているのが気になって、

とても平常心を保てませんでした。

少しのミスタッチが次のミスを誘い、

いつしか、ピアノを弾く手が止まってしまいました・・・。

なんとか、歌だけは最後まで歌いきりましたよ。もはや、根性で!

でも、客席は途切れ途切れで聞こえてくる音の断片を聞かされ、

演奏を楽しむどころではなかったと思います。

あなたには、私のような失敗をして絶対に欲しくないです。

だからこそ、マイクとスタンドを事前に購入して、自宅での練習をしておきましょう。

おすすめのマイクスタンド

マイクスタンドには、ストレートスタンドとブームスタンドがあります。

これから、この2つのスタンドについて解説していきます。

弾き語りには使用できないタイプもありますので、適したものを選んでくださいね。

ストレートスタンド(これは絶対選ばないでください。)

 

 

 

 

 

 

 

TAMA タマ ストレート マイクスタンド ブラック MS200BK

ストレートスタンドは、楽器を弾かないボーカル用のスタンドです。

地面と垂直方向にまっすぐ立つタイプですので、弾き語り用ではありません。

これを選ばないようにしてください。

ブームスタンド 弾き語り用にはこれを選んでください。

 

 

 

 

 

 

 

TAMA タマ ブーム マイク・スタンド クローム MS205

ブームスタンドには2本の支柱があります。一本はストレートスタンドと同じように、地面と垂直に立つスタンドです。そして、もう一本は、地面と水平方向に固定できるようになっています。

私もこのタイプの名称を知らなかったのですが、「ブームスタンド」というようですね。

ネットで検索するときは、「ブームスタンド」と入れると検索できますよ。

このタイプのスタンドは、ネジが緩みやすいと、演奏中にマイクが重みで徐々に下がってきてしまいます。

私が実際に経験した、ある方のライブ中のエピソードです。

演奏中、最高潮に盛り上がった絶妙のタイミングでマイクがずりずりと下がる。

演奏者はちょっとイラッとしつつ、元の位置に調整する。

気をとりなおして歌い出すと、またマイクがずり下がる

を何度も繰り返し・・・・

まるで爆笑コントでした。

本来と違う意味で会場を沸かせることのないよう、マイクをしっかり固定できるマイスタンドを持っていると安心です。

 

私は「TAMA (タマ)製MS205  標準ブームマイクスタンド」を使っています。

↓私の愛用品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

TAMA タマ ブーム マイク・スタンド クローム MS205

TAMA製のスタンドは、安定性、耐久性も抜群です。

何年使ってもしっかり固定できて快適ですよ。

おすすめのマイク

「最初のマイクはこれがいい!」と何名かの先輩から強く勧められました。ボーカル用のマイクとしては超有名どころです。写真は私のものですが、マイクのケースやスタンドに取り付ける部品も付いてきました。

SHURE ( シュアー ) / SM58

 

 

 

 

 

 

 

 

SHURE ダイナミックマイク SM58 スイッチ無し SM58-LCE 【国内正規品】

これはSHUREのマイクの中でも、一番スタンダードな型です。

5年前くらいに買ったのですが、確か10,000円くらいだった記憶があります。

 

マイクスタンドにマイクを取り付けるための部品

これがないと、マイクスタンドにマイクが取り付けられません。

通常、これらの部品はマイクスタンドではなくマイクに付属しています。

下部の銀色の部分にネジの穴が空いています。

下の写真のように、ジョイント部品とスタンドの先端部分を、ネジを回し固定して使用します。

くっつけるとこんな感じ。

ここにマイクをさすと

こんな風にマイクを置くことができます!

下の写真、ピンク矢印部分がネジで止まっていて、動かすことができます。

こんな風に角度を変えて、自分の口元に合わせることができます。

付属のマイクのケース

持ち運ぶときには、ケースが必要です。マイクは衝撃に弱いので、必ずケースに入れて大切に持ち運びましょう。

マイクスタンドの扱い方

会場に音響のスタッフさんがいても、マイクスタンドの位置調整は自分でやりましょう!

「私はここ!」というベストの位置は、自分にしかわかりません。できるようになっておいたほうが絶対にいいですよ!

素早く自分がしっくりくる位置に、セットできるよう練習しておきましょう。

マイクスタンドには3箇所、動くところがあります。

図で説明しますね。

この図の1、2、3の順番で、動かしていきましょう。

まずは、1でマイクスタンドの全体の高さを決めます。

次は、2を緩めます。そして、3のネジのついている銀色の横棒を、地面と水平に合わせ2をしめて固定します。

最後にマイク位置を自分の口元に合わせたら、3をしめて固定します。

それでは、練習を始めてみましょうか。

練習の仕方

暗譜

最初のステージを成功させるためには、まず暗譜しましょう。

暗譜とは、楽譜を完全に頭の中に記憶し楽譜を見ないで演奏することです。

弾き語りの場合、「ピアノを弾く」、「歌を歌う」

これを同時にやるわけですから、これだけでも至難の技なのです。

それにプラスして、「楽譜を見る」までやるとなると、

さらに同時にやることが、さらに一つ増えてしまいます。

しかし、暗譜ができていれば、ピアノと歌に集中することができます。

暗譜を忘れてしまった場合

ライブ本番は、練習している時とは全然環境が違います。

例えば

・自分にスポットライトが当たっている。

・たくさんのお客さんの目線が、自分に集中している。

・椅子の高さがいつもと違う。

などなど、予期せぬ状況に戸惑い、どんな人も緊張するものです。

暗譜しても、楽譜を譜面台に置いておく

暗譜が完璧であっても、保険として楽譜を譜面台に置いておきましょう。実際には見ないで済むかもしれませんが、楽譜がそこにあることで精神的に落ち着いて演奏できるものです。

万一、緊張がピークに達して頭が真っ白になってしまったとしても、決して慌てないで!その時は目の前の楽譜を見て思い出せば、何事もなかったように演奏を続けることができます。

演奏を多少間違えたり、途中で止まってしまったりしても、気にしなくて大丈夫です。そこは、あくまでポーカーフェイスで乗り切りましょう。ライブ会場にいるお客さんの中で、その曲を完璧に覚えているお客さんはごく稀です。ほとんどの人は間違いに気づくこともなく、何も疑わずに聴いてくれるものです。間違えても慌てずに、笑顔で演奏を続けましょう。

目を閉じて練習

目を閉じて、弾き語りの練習をしたことがありますか?

まず、暗譜をして演奏できるようになったら、目を閉じた状態で練習してみましょう。目で確認することなく、ピアノの音が高音、低音に飛んでも確実に弾くことができるようにしておかないと、声が均一にマイクに入りません。

なぜなら、自分でも気付かないうちに、目は弾いている指先を追ってしまうからです。それに伴い、身体や顔が前後左右にぶれます。この練習をすることで、それを防ぐことができます。

練習のポイントとしては、腕だけで弾くイメージを持つことです。

首の関節がないみたいに、頭と胴体を別々に動かさずに一緒に動かします。口元をマイク前に固定すると、胴体も一緒になって前を向いているイメージです。

視線は基本的に正面を見たままにします。慣れてくれば、顔を動かさずに目玉だけを動かし、手元を見られるようになってきます。それでも、絶対に口元がマイク位置から動かないように、細心の注意を払いましょう。

こうやって作ったポジションを保ちながら、腕だけで弾いてみましょう!

慣れないうちは、かなり不自由で思うように弾けませんが、

何度も練習して慣れていきましょう!

マイク位置のセット

マイクを自分の口元にセットします。

この時、マイクの位置に注意しましょう。

マイクを上から見た中央(写真のブルーの点)が、声を拾う部分になります。

声というのは、口の中からピンクの矢印方向に向かって出ています。

このピンクの矢印の先をブルーの点で受けるようにすると、

マイクが効率よく声を拾います。

ありがちなNGマイク位置はこれ↓

カラオケでも、こんな風にマイクを使っている方をよく見かけますよね。

ピンク矢印の先をブルーの点で受けていないのが、わかりますか?

残念ですが、これではほとんど声がマイクに入らないのですよ。

この点に注意して、マイクの位置を慎重に決めましょう。

何度かやってみて、ベストな位置を見極めてください。

マイクから口元を離さないように弾き語り練習

繰り返しますが、ちょっとでも口元とマイクの位置がずれると、声がマイクに入らず、お客様まで届きません。マイクは思ったよりも音を拾う範囲が狭いことを、頭に叩きこみましょう。

これを意識するだけで、ピアノの弾き方がだいぶ変わってきます。

特に、高音部、低音部に音が飛ぶところは、目線が左右に動き、それと同時に知らぬ間に顔や体ごと大きく左右に振れているので要注意!

かなり不自由な感じになりますが、「体を動かさずに腕だけ動かしてピアノを弾くこと」が弾き語り必須のスキルとなります。

どんな時もセットしたマイクから口元を離さないように演奏できるようになるまで、繰り返し練習あるのみです。

最初は自分のマイク、マイクスタンドを会場に持ち込もう!

自分のマイク、マイクスタンドでしたら扱いも慣れています。でも、そのライブ会場の機材が、自分の持っているメーカーのものと同じだとは限りません。

なので、最初は、自分のマイク、マイクスタンドをライブ会場に持参するのをお勧めします。マイクスタンドには様々な種類があり、慣れるまでは調整が非常に難しいです。なにか一つでも心配があると、演奏が上手くいかないという事態につながりやすいので、持参をお勧めします。

かといって、マイクスタンドの重さは3キロくらいあり、女性が安易に長時間持ち運べる重さではありません。電車での移動時は、諦めたほうがいいかもしれません。

その場合は、少しでも早めに会場に入り、念入りに事前チェックするようにしましょう。

自宅練習しているあなたは、他社メーカーのスタンドでも、問題なく演奏ができるかもしれませんね。基本的な操作方法は、どこのメーカーも同じです。慌てず、いつものように調整すれば大丈夫です。どうしてもうまくいかなかったら、会場のスタッフさんに相談しましょう。プロの方ですから、なんとかして演奏しやすい状態をつくってくれる筈ですよ。

マイクスタンドの扱いにも慣れてきて、スタッフさんとうまくコミュニケーションを取れるようになれば、自分のマイク、マイクスタンドなしでも、問題なく演奏できるようになります。私も、最初の何回かは自分の機材を持ち込みましたが、今はほぼ会場のものを使っています。

持ち込み時の注意点

持ち込みの場合は、必ず事前にそのことを会場の方にもお伝えしてくださいね。かに、機材を持ち込み禁止という会場は少ないです。でも、事前に機材の持ち込みをお知らせするのが、使用者のマナーです。持ち込みの機材が、会場備え付けの機材に紛れてしまわぬよう、自分の機材には、必ず名前を記入することをお忘れなく。

マイク、マイクスタンドへの名前の書き方

さて、マイクスタンドは金属製で平面の部分がほぼないのですが、名前をどうやって書くのでしょうか?

平面でないところに名前を直接油性ペンなどで書くのは、非常に難しいです。

私は自分の名前をシールに印刷して、ぺたっと貼っています。

テプラという専用の機械があると便利です。

ネットで検索すると、5000円程度で販売されていました。

↓これがテプラです。

キングジム ラベルライター テプラPRO SR150AE オフホワイト

↓こんな風にシールを全ての持ち物に貼っています。

テプラがなければ、こんな風に紙に手書きしてテープで貼っても代用できます。

 

まとめ

このように、初めてのライブを成功させるためには、

「マイクやマイクスタンドを使った練習が重要」だということがわかっていただけましたか?

具体的には、

・マイク、スタンドを購入して、自宅で事前に練習する。

・暗譜し、目を閉じて練習する。

・マイク位置をイメージする。

・口元をマイクから動かさず腕だけで弾く。

・当日、自分のマイク、マイクスタンドを持ち込む

これだけです!

これをやっておけば、ライブでも普段の練習に近い演奏ができると思いますよ。

私がそうだったように、

「ステージの当日、初めてのマイクにご対面!」

なんてことには、絶対なって欲しくありません!

演奏の練習はもちろん大事です。でも、どんなにいい演奏をしても、マイクの使い方を知らなければ、うまくお客様に届くことはありません。

少しの労力を惜しまず、マイクの練習もぜひ取り入れてください。

これを読んだあなたが、初めてのステージを成功させてくれることを心より願います。

オススメの弾き語り用キーボードは、別記事で説明しています。

こちらも合わせてお読みくださいね。

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最後までお読みくださりありがとうございました。

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