ピアノが本当に上手くなる先生の選び方とは?

歌うメッセンジャーの綿引ゆうです♪

皆さんは、ピアノのレッスンに通っていますか?

 

私は、独学よりも絶対レッスンに通った方がいいと思っています。

なぜなら、先生に直接習った方が断然うまくなるから。

 

私は、子供の頃から、数々の先生に習ってきました。

例えば、

ピアノ以外にも、ソルフェージュ、聴音、声楽、ボイストレーニング、和声、ピアノの弾き語り・・・

音楽系以外では、クラッシックバレエ、ジャズダンス、タップダンス、習字、スイミング、英会話、ヨガ、芝居、ステージング・・・

まだあるかもしれない(笑)

改めて書き出してみて、習い事に費やした時間、金額の多さにため息が出ました・・・

 

そんな歴代の先生からたくさんのことを教えていただいたからこそ、

今の私があると思っています。

 

でもね、先生の選び方次第で、

上手くなったり、ならなかったりすることがあるのですよ。

 

最初はすごく上達していたけど、いつしか違和感を覚えるようになったり・・

思い切って先生を変えたことによって、劇的に上手くなったこともありました。

そんなことを、私の実体験を踏まえてお話してみます。

 

主にピアノの先生の選び方について話していますが、

他の習い事の先生選びにも通じる内容ですので、

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

先生のタイプを見極めよう

先生と一口に言っても、いろんなタイプの先生がいます。

例えばピアノの先生の場合、

「生徒に国際的なコンクールで入賞させることを目指している先生」

「生徒自身が音楽を楽しむことが一番。教養としてのピアノを教える先生」

この二人の先生のレッスンの進め方は、当然違います。

 

自分の目的と合わない先生についてしまうと、

いい結果には繋がりません。

まず、自分の目的をはっきりさせて、

それに見合う先生かどうかを見極めましょう。

 

先生選びの基準

素晴らしい演奏を聴いて感動し、

「素敵!この人に習いたい!」と思った経験はないですか?

実は、そこに落とし穴があります。

 

なぜなら、「演奏すること」と「教えること」は、全く別の能力だからです。

あなたが上達したいのなら、

「教える能力」が高い先生を選ばなければなりません。

 

2種類のタイプの教え方

先生の教え方には、大きく分けて2つのタイプがあります。

 

A、主に感覚的に教える先生。

 

B、感覚、理論の両面から教える先生。

 

それぞれの先生の特徴を見ていきましょう。

 

Aタイプの先生の特徴

Aタイプの先生は、幼少の頃より感覚的にピアノを習得した方が多いです。

演奏が得意で、自分自身がやってみせることによって教えるタイプです。

耳がすごくいい人や、幼い子供は感性に優れているので、

物事を直感的に捉えるのが得意です。

感覚的に吸収することが得意な方は、このタイプの先生につくと上達することができるでしょう。

しかし、全ての人が感覚をすぐに掴んで、教わった通りに再現できるわけではありません。特に、大人になってから音楽を志す場合は、耳で聴いたものを再現するということが簡単にできない場合が多いのです。

例えば、テレビから流れてきたある曲を、初めて聞いたとします。

その1フレーズを、一度聞いただけで完璧に歌えますか?ピアノで弾けますか?

簡単にできるという方は、Aタイプの先生でも問題ありません。

Aタイプの先生のレッスンは、これを繰り返しすることがメインになります。

 

いわゆる、聴こえた音をその通りに演奏していく「耳コピー」ですね。

私が、このタイプの先生に習ったとき「耳コピー」が苦手でした。なので、最初はついていくだけでも必死でした。全身が耳になったみたいに聴くことだけに集中するので、レッスン後はものすごい疲労感・・・。

それでも、苦労しながらも、先生の演奏した通りにコピーするというトレーニングを毎回することで、だいぶ耳が鍛えられました。

このトレーニングの凄いところは、楽譜に書けないような細かいニュアンスなどを、耳で聞こえた通りに演奏できるようになるところです。これは、レッスンがある程度進んできたら、取り入れるととても有効なトレーニング法です。

ある程度、音楽の基礎トレーニングをしたことがある方は、特に問題にならないかもしれません。でも、大人になってからピアノを始めるなら、Aタイプの先生を避けたほうが無難かもしれません。

 

Bタイプの先生の特徴

一方、Bタイプの先生は、実際に演奏を見せることにプラスして、言葉による説明で教えてくれます。

「こうやるのよ。」と弾いて見せてくれるだけでなく、言葉で理論的に補足してもらったほうが、理解しやすいという方もいるのではないでしょうか。

 

私が実際に体験したエピソードです。

「スタッカート」という、音を短く切って弾く奏法があります。

当時の私は、先生を真似してスタッカートしているつもりでしたが、なんとなく先生のそれと私のは音が違うのです。何が違うのかとじっくり見ても、耳で聴いてもわからなくて悩んでいました。

それを先生に質問したら、こんなアドバイスをいただきました。

「真上に鍵盤から指を離すのではなくて、鍵盤を引っ掻く感じなのよね。」

その通りやってみると・・・

一瞬で、先生みたいに、鋭く切れのある音に変わりました。

こんな風に感覚的につかめないことも、言葉による説明があったからこそ、すぐにコツをつかむことができました。

 

褒めて伸ばす  VS  スパルタで伸ばす

すごく褒めてくれる先生と、悪いところをビシバシ指摘してくれるスパルタな先生、どちらがいいのでしょうか?

 

・良いところを褒める。

・悪いところを指摘する。

この2つは、どちらも上手くなるために必要な条件です。

 

でも、褒めるばかりでは悪いところがいつまでも治らないですよね。

かといって、ビシバシ指摘されてばかりでは、自信をなくし頑張ろうという気持ちになれません。

褒めることと指摘をすること、これをバランス良く織り交ぜて教えることができるのが、いい先生ということになります。

ただ、生徒によって、どの割合で褒めて、どの割合で指摘するのが、一番上達に繋がるのかは異なります。

その生徒さんごとにそれを見極め、それぞれにあった接し方ができるのが、上達させることができる先生の条件だと思います。

 

特に、子供や初心者の方は、指摘されることに慣れていません。

「こうするといいよ!」と気軽にアドバイスしたつもりが、

生徒側は「怒られた!」と受け取って傷ついてしまいます。

最初の習い始めの段階では、

少しできたら褒めてくれる先生がいいです。

できていなくても何かいいところを探し出して褒めてくれる。

そんな褒め上手なタイプの先生となら、きっと楽しくレッスンができると思います。

 

もちろん、上達するためには、厳しく接してもらうことも大切です。

私自身、何度も叱咤激励してもらって、初めて気づくことも多々ありました。

でも、厳しさに耐えられなくて、嫌になってやる気をなくしてしまうくらいだったら、無理をしないで続けられる方法を考えていったほうがいいでしょう。

先生の指導が厳しすぎると思ったら、率直に自分の気持ちを伝えてみることも必要です。そうやって先生と上手くコミュニケーションをとることで、スムーズに進むこともあります。

 

やっぱり最後は相性!

ここまで先生のタイプや、性格について話してきました。

でもやっぱり、最終的にはその先生との相性、

それが大きいですね。

 

私の娘は3歳からピアノを始めました。

そういう意味で、すごくいい先生と巡り会えたと思います。

 

家での練習は大嫌いなのですが、

先生が好きだからレッスンは休まないのです。

娘は、「先生のとこ行くと、なんか楽しい!」と言います。

友達の家に遊びに行くみたいに、

「行ってくるね!」と元気に通いつづけています。

その結果、私の知らぬ間に娘のピアノがすごくうまくなってました。

 

それに比べて、私の幼少時代のエピソード。

「どうやったらピアノの先生のところに行かなくて済むだろう」と、

サボる算段ばかり考えていたのを思い出しました(笑)

理由は詳しく覚えていませんが、

その先生の前に行くと緊張してしまい、なんとなく居心地が悪いのです。

「この窮屈な時間から早く逃げ出したいー。」と拷問のように感じていました。

ピアノを弾くことは嫌いじゃないのに、

ピアノ = あの先生に会わなければいけない = 嫌だ

みたいになってきて、3か月もしないうちに辞めていました。

 

どちらが上手くなるかといったら、言わなくてもわかりますよね。

やっぱり自分と相性のいい先生というのが、

上達のために、一番必要な条件なんです。

 

先生自身よりも○○をよく見る

ここからが、一番大事なポイントです!

よく見なければならないのは、先生自身でなくて、

「その先生の生徒さん」です!

先生が、生徒さんを上達させた実績があるかどうかを見てください。

 

先生の他の生徒さんを、よく観察してみましょう。

今の時代は、先生や生徒さんがブログやSNSを使って発信している場合も多いです。まずは、インターネットを使って、先生の名前や教室の名前で検索してみると、情報が得られることがあります。

でも実は、他の生徒さんの実績というのは、実際に習ってみるまでわからないことが多いです。

 

私の場合は、実際にレッスンを受けながら、

「その先生にはどんな生徒さんが集まってきているか」

を観察しています。

そこで、その先生の本質がわかります。

自分と同じような環境、レベル、志の方が多くいる、

自分と同じような人を上達させた経験がある

という先生であれば、ほぼ間違いはありません。

 

また、先生に習う前から上手だったのか、

先生のところに来て上達してうまくなったのか。

これも、見極めが難しいですが、

ある程度の期間、他の生徒さんを観察していると見えてきます。

 

このように、じっくり時間をかけて先生を見極めていきましょう。

他の誰かを上達させた経験が豊富な先生であるならば、

十分に習う価値があります。

だって、あなたは上達したいと思っているのですから。

 

この点をよく考えないで先生を選んでしまっている方が、多いのではないでしょうか。

私は、せっかくお金を払ってレッスンを受けるなら、

絶対に上手くなりたいと思う性分です。

だから、そんな方を見ると歯がゆくてならないのですけど・・・

 

「その素敵な先生に習っていると、自分まで素敵になれる気がする。

その先生と時間を一緒に過ごせるだけで、幸せなんです・・・」

目をキラキラさせて、幸せそうに話す生徒さんもいます。

 

でも、これってレッスンの目的がすり替わっていませんか?

 

本人も上達を望まず、先生に習っていることが幸せ。

先生の方もそれを良しとする関係であるならば、

それで成り立っていますので、何も問題はありません。

でも、上達したいあなたは、絶対この罠にハマらないでくださいね。

 

あくまで自分がこの先生の元で本当に上達できるかどうか、

冷静に見る目も鍛えておいたほうが良いですね。

 

まずはリサーチ!

何かものを選ぶときは、比較した方がいいに決まっています。

ですが、選ぶ対象が人となると、

比べることになぜか罪悪感を感じやすくなります。

先ほども、先生の生徒さんの様子を探るのにインターネットでの検索をお勧めしましたよね。ここでもこれを使いましょう!

少しの手間を惜しまずに、気に入った先生を何人かに絞って、それぞれ実際に会って気に入った先生を選ぶというのが、最良の方法ですよ!

必ず、事前にリサーチしてから体験レッスンを受けるようにしましょう。

 

その先生が気に入った場合は問題ありませんが、

そうでなかった場合に、断るのは思った以上に大変です。

 

「自分は断れるから大丈夫!」と安易に体験レッスンを受けてしまうと、

こんなことになったりします。

 

丁寧かつ親切に、しかも無料でレッスンしてくれる

「見ず知らずの私に、なんて親切な人なの?」

相手に好意を抱きやすくなり

「こんなに短時間でうまくなったかも!」

と上達できそうな気分になってしまいます。

「なんか、ここで断ってしまうのは悪い気がする。」と

冷静な判断ができなくなってしまいます。

 

事実、私もこのような経験があります。

ある先生の体験レッスンを受けましたが、内容が決め手に欠けていたので、迷っていました。

でも、その先生があまりにも熱心に教えてくれて、いい人だなと思ってしまい、

上手く断わることができなかったことがありました。

 

私のように面と向かって断るのが苦手な方は、

即日決めなくても、後日電話やメールでお断りするという方法もありますよ。

「他でも体験レッスンを受ける予定になっているので、即決はできないです。」

などと、あらかじめ言うセリフを決めておくといいですね。

スマートにお断りしやすくなりますよ。

 

 

長くレッスンを続けている方へ

もしあなたが、すでにある先生とのレッスンを長く続けているとします。

その場合は、ここまでを読んで、

「自分の習っている先生はどうかな?」と、冷静に考えてみましょう。

習い始めの頃は、自分の目的にも合っていたけれど、

自分が成長して違う目標ができることもあります。

 

最近、全然上達していない気がする・・・

でもいい先生だし、お世話になっているから・・・

今更、辞めるなんて言い出せない・・・

 

それでも、あなたが本当にこのままでは進歩がないと思うのだったら、

今の先生に習うのを辞めて、新たな扉を開く時期にさしかかっているのかもしれません。

 

「長く同じ先生に習うのが美徳」のように思っている方もいると思います。

ですが、成長に合わせて必要な先生は変わってくると私は思っています。

自分の心に正直になりましょう。

 

補足としてお伝えしておくと、

勇気を出して辞めたいと言えたとしても、

簡単に辞めさせてくれない先生もいます。

 

「これまで手塩にかけて育てた生徒を手放したくない」

という先生の気持ちを思うと、辞めることを躊躇してしまうこともあります。

それでも、今あなたが次のステージへ進みたいと思うならば、今までの感謝の気持ちを伝えた上で、正直な気持ちをお話ししてみるべきだと思います。

 

 

まとめ

本当に上手くなりたいなら、慎重に先生を選びましょう。

でないと、大切な時間を無駄に過ごしてしまうことになります。

 

褒め上手で、自分と相性のいい先生を選ぶことが重要です。

 

そして、演奏が上手い先生に習うだけでは、

自分の得たい結果を得られないことがあります。

「その先生が教えている生徒さんが上手くなっているか」に注目してください。

 

その実績がある方から習えば、

自分も上手くなれる確率が高いのです。

あくまでも確率なので、

自分にあっていなかったら結果がでないこともありますよ。

 

その時は、また違う先生を探せばいい!

自分にぴったりの先生に巡り会うまで、

じっくり探していきましょう。

 

本当に自分に合う先生と巡り会うことができれば、

今までの時間を取り戻すかのように、ぐんぐん上手くなりますよ。

あなたが、最高の先生に巡り合えることを心から願っています。

最後までお読みくださりありがとうございました。

【関連記事はこちら】

歌が上手くなる効率のよい息の使い方、トレーニング法!

ピアノでミスタッチをなくすためにできる5つの方法

音楽的センスがない?音楽的ってどういうこと?

歌の緊張や力みをとって伸びやかに歌う4つの方法

弾き語りする方必見!演奏よりも大事なマイクのこと。